効果のスナップショット

介入 レース60分前に体重1kgあたり約3〜6mgのカフェインを摂取
アウトカム タイムトライアルの完走タイム
効果 2〜4%の相対的な短縮
確からしさ meta_analysis(メタアナリシス)
前提条件 自転車・ランニングのタイムトライアル、トレーニング経験のあるアマチュア、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)で認められる範囲の摂取量

出典

何が変わるのか

複数のメタアナリシスにおいて、カフェイン摂取は持久系タイムトライアルの完走タイムを2〜4%程度(相対値)短縮する効果と関連づけられています。これは劇的な変化ではありませんが、僅差で勝敗が決まる競技レベルでは無視できない差です。

効果が出やすい条件

  • 前提条件と近い状況であること:自転車・ランニングのタイムトライアル、トレーニング経験のあるアマチュア、WADAで認められる範囲の摂取量
  • タイムトライアルの完走タイム を安定して計測できること
  • 中途半端にではなく、一貫したプロトコルで介入を実施できること

注意すべき点

  • 対象とする競技者や状況が、引用元の前提条件と大きく異なる場合
  • 摂取のタイミングや個人差によるリスク・副作用(不眠、動悸など)が、期待できる効果を上回る場合
  • エビデンスレベルは meta_analysis であり、幅のある数値は「約束された効果」ではなく「計画上の目安」として扱うべき点

実践への示唆

ここで示した効果の範囲は、優先順位付けや検証計画の目安として活用してください。実際に取り入れる前には、自分自身のデータで効果を確認することをおすすめします。関連して、パフォーマンスに影響する他の要因については OKPy Data Analysis の他の記事も参考にしてください。